夏といえば高校野球。まさに夏の風物詩です
でも、近年僕は気になって仕方がないことがあります
それはこの「暑さ」
異常な暑さの中走り回る球児が心配で仕方ありません
猛暑で試合が夜に変更
先日、高校野球京都大会で暑さを考慮してナイターで試合が行われました
選手はもちろん、審判団の健康面を配慮したこの決定
個人的にはホントにファインプレーだと感じています
当日夜の気温は30度ちょっとだった模様
日中に比べればだいぶマシです
熱中症も甘く見てはいけません
ときには命を落とすことだってあります
記事内でも
監督は「日中にこれだけの(長い)試合をしたら倒れていた。配慮(昼休み)はお互いに助かった」と感謝した。
という一説が非常に印象的でした
昔話はもうやめよう
とにかくまず考えてほしいのは「昔とは違う」ということです
野球の試合開始時間も「今までがそうだったから」ではいけません
何を優先して、その分なにを犠牲にするのか?
適正な基準を前提とした判断をすべきです
1980年の8月はかなり涼しかった
ネットでも話題になっていたのが過去の夏の気温
1980年8月の最初の10日間だと
1980年8月 | 最高気温 | 最低気温 | 天気 |
1日 | 24.5 | 19.4 | 曇り |
2日 | 23 | 19.1 | 曇り |
3日 | 21 | 18.6 | 雨 |
4日 | 22.6 | 18.7 | 雨 |
5日 | 26.5 | 19.7 | 曇り |
6日 | 25 | 19.1 | 曇り |
7日 | 26.4 | 19.5 | 曇り |
8日 | 23.9 | 18.7 | 曇り |
9日 | 27.2 | 18.2 | 晴れ |
10日 | 27.1 | 18.9 | 晴れ |
天気が良くないこともありますが、なんと30度越えがひとつもない
最近の気温と比べると恐ろしく違います
「たまたまこの年が冷夏だったんじゃないの〜?」と思いますよね
安心してください。調べました笑
僕の生まれた1978年だとこんな感じ
1978年8月 | 最高気温 | 最低気温 | 天気 |
1日 | 30.7 | 25.1 | 晴れ |
2日 | 33.8 | 27.5 | 晴れ |
3日 | 31.3 | 27.1 | 曇り |
4日 | 31.6 | 27 | 曇り |
5日 | 34.2 | 25.8 | 晴れ |
6日 | 33.5 | 24.9 | 晴れ |
7日 | 33.2 | 26.9 | 晴れ |
8日 | 32.6 | 26.3 | 曇り |
9日 | 34.5 | 25.9 | 晴れ |
10日 | 31.8 | 25.1 | 曇り |
たしかに暑いですね。でも35度を越える日はありません
ちなみに直近一週間の東京の気温で言うと…
最高気温がもっとも高かった日:39度
最高気温がもっとも低かった日:34.2度
確実に暑くなっていますね…
これだけ暑いのですから、今までの慣例は通用しません
新しい基準を設けて対応すべきときが来ているのでしょうね
アタマの硬い人が上にいっぱいいるという難題
どこかの市長が「小学校にエアコンはいらない!」といって物議を醸しました
エアコン設置にかかる住民投票では、市長選の得票数より多くの賛成だったとか…^^;
もうビックリな市長ですよね…
ぜひともエアコンのない執務室で仕事をしてもらいたいくらいです
でもホントにこういったアタマの硬い人がいることが大きな問題
ひとりづつでも変わっていくことを願ってやみません
死んだら何にもならない
件の京都での試合。延長戦にまでもつれ込んだこともあり終了したのは22時半すぎ
そのためか、試合が終わった時刻が遅かったことに苦言もあったようです
「子供の帰宅する時間にしては遅すぎる!」と…
でも、それはちょっと違うのではないか?
もし熱中症で倒れてたらそれどこれではありませんからね
選手も審判団も、みなが元気に家に帰るための配慮です
何よりもひとりひとりの「いのち」を優先したってことに気づいて欲しいです
どんなに素晴らしい結果を出せる「名将」でも、死んだ人を蘇らせることはできません
まだまだ暑い夏が続きます
悲しいニュースを聞かないまま、夏が終わってくれることを期待しています
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【編集後記】
アタマの中を整理すべく、最近ようやくマインドマップに手を付けました
なかなかおもしろく、ちょっとハマっています
よい方法があったら教えてくださいね^^